はじめての方へ
このウェブサイトでは、トラウマ・複雑性PTSD、DV・コアーシブコントロール、嗜癖・依存行動、そして回復について書いています。
症状や行動の「名前」を知るだけではなく、
なぜそのような反応や行動が起こるのか。
その背景に何があるのか。
回復や変化とは、実際には何が変わっていくことなのか。
こうした問いを、科学的な知見、専門的な学び、当事者としての経験、そして自分自身の考察から掘り下げていきます。
このブログで扱う5つのテーマ
1. トラウマ・複雑性PTSD
一回限りのトラウマとは異なり、長く続く逃げ場のないトラウマが、感情や体の反応、自分自身の捉え方、人との関係にどう影響するのか。その仕組みを考えていきます。
2. DV・コアーシブコントロール
DVというと、身体的な暴力を思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも、暴力があってもなくても、いくつもの行動のパターンを時間をかけて繰り返すことで、人は支配されることがあります。
「身体的な暴力の有無にかかわらず、継続的な圧力と支配によって、相手が自由に考え、選択し、行動する力を奪っていくこと」
これを、コアーシブコントロールといいます。近年、このコントロールが、DVの中心にあると捉える見方が広がっています。
それはどのように日常の選択や判断、人との関係に影響するのか。離れるのがなぜそれほど難しいのか。そして、その関係を離れた後には何が起こりうるのか。
こうした問題を、個人の性格や「なぜ逃げなかったのか」という問いだけではなく、支配の構造から考えます。
3. 嗜癖・依存行動(摂食障害を中心に)
食べることやその他の依存行動を、単純に「悪い習慣」や「意志が弱いから起こるもの」として捉えるのではなく、その行動がどのような役割を持つことがあるのか、その背景に何があるのかを考えていきます。
トラウマとの関係についても、必要に応じて取り上げます。
4. 回復のためのさまざまなアプローチ
トラウマからの回復には、さまざまな考え方やアプローチがあります。
それぞれが何を重視し、何を説明しようとしているのか。
一つの方法を正解として紹介するのではなく、それぞれの特徴や考え方を理解し、異なる視点から回復について考えます。
5. セルフヘルプ
専門的な治療や支援だけではなく、自分自身について理解を深めるために役立つ知識や考え方も扱います。
テーマ同士のつながり
これらのテーマは、互いに関連していると考えています。
トラウマを理解しようとすると、体や脳、行動、人間関係の問題に行き着く。そして、依存行動や摂食障害を考えると、トラウマやPTSDに行き着く。
だからこそ、それぞれのテーマを個別に扱いながら、必要なところではそのつながりについても考えていきます。
「こうすれば必ずよくなる」という方法を提示するのではなく、自分の経験や反応を理解するための材料を提供することを目指します。
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なぜ、このブログを書くのか
トラウマ反応や依存行動については、今でも「本人の考え方」「性格」「意志の強さ」といった言葉だけで、本人の責任と片付けられることが少なくありません。
「食べるのをやめたらいいだけ」
「なぜ別れないのか?」
「怒らせるようなことをしたんじゃないのか?」
「外に出て人と関わったらいいだけ」
「引きこもってる」
わたし自身、こうした言葉に苦しんできました。
自分の行動の責任は、自分にある。
でも、「本人の責任だ」と片付けることで、問題は解決するのか?
なぜ自分がそうするのかわからない。
自動でそうなってる感じがする。
コアーシブコントロールを受け、複雑性PTSDを抱えながら、それをなんとか改善しようと、長年にわたって調べ、学んできました。
なぜ自分でも説明できない行動をとるのか。その仕組みについて理解が深まるにつれ、自分で自分を責める気持ちが緩んできました。
そうして少しずつ余裕ができるようになり、同じように悩んでいる人が多くいることにも気づきました。
このウェブサイトで、自分に何が起きているのかを知りたい人が、説明できない行動や反応の仕組みを理解するための記事を提供したい。
そして、苦しんでいる当人を支えたい人にとっても、その行動や反応を理解するための材料になればと思っています。
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*このウェブサイトは、医療や心理療法に代わるものではありません。
*アメリカでの体験に基づく内容が中心となるため、制度や法令は日本の現状と異なる場合があります。